あなたは全世界を支配し、もろもろの民のうちに、あなたの思いと意志とを見よとしておられます。われらはみまえに出て、祈り願います。みことばから生まれる力を見いださせてください。常にみ国の到来への希望を持たせてください。
C.ブルームハルト、『夕べの祈り』、加藤常昭 訳、206頁
〔戦争の騒ぎや戦争のうわさを聞いても、慌ててはいけない。そういうことは起こるに決まっているが、まだ世の終わりではない。民は民に、国は国に敵対して立ち上がり、方々に地震があり、飢饉が起こる。これらは産みの苦しみの始まりである。・・・しかし、まず、福音があらゆる民に宣べ伝えられねばならない。〕(マルコ13・7,8,10)
2018年9月12日(水)
戦争の騒ぎや噂、民族と民族、国と国との敵対、地震、飢きんが起こると、世の終わりである、という宗教があります。しかし聖書の宗教は、それは産みの苦しみのはじまりであって、終わりが来たのではない、まず福音があらゆる民に宣べ伝えられなければならに、と語ります。
あらゆる事態の中にあって、キリスト者は、つねに愛と希望に生きるものです。