祈り二篇
2017年8月19日(土)

「福音の油」

神さま―
痩せ衰えた魂に、油気のない干枯びた魂に、
福音の油を注いて元気づけてください。
悲しみの日に、嘆きの夕べに、孤独の朝に、
あなたの大いなる力をいただき、われらをして恥ずべき、かくれたことのない、真の生活を送らしめたまえ。

・・・

キリストはすべての罪を贖い、魂を鋳替えてくださいました。
故に、われわもまた悩める者を慰め、病者を看護し、虐げられたものを解き放す道を歩ませてください。

・・・

「冬の来ぬ前に」

・・・

私の魂は、今狂っております。
願わくは、それが冷静に帰するために、われらを光明に導きたまえ。アーメン

〔賀川豊彦〕

『愛と自由のことば』
大塚野百合、加藤常昭編
日本キリスト教団出版局、1972年12月15日初版発行
2011年6月20日第14版発行
253頁

「幸いなことよ。悪者のはかりごとに歩まず、罪人の道に立たず、あざける者の座に着かなかった、その人。 /まことに、その人は主のおしえを喜びとし、昼も夜もそのおしえを口ずさむ。 /その人は、水路のそばに植わった木のようだ。時が来ると実がなり、その葉は枯れない。その人は、何をしても栄える。 」(詩篇1・1~3)

神さまから愛をいただき、いのちをいただいて、愛を分かち合い、いのちを分けある者とならせていただきます。


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