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一日の苦労は一日にて足りる

一日の苦労は一日にて足りる
2017年7月13日(木)

神が今日、あなたの上に起こることをお許しになるすべてのものを、み名のために、今日快よく耐え忍びなさい。しかし、明日の苦しみを見てはならない。
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あなたが、明日に属するものを、今日奪い取るならば、もし、あなたが、すでに与えられているものにこれを付け加えるならば、それは、あなたが耐えることのできる以上のものであろう。
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今日、神の意志を行ない、それにまかせなさい。今日、キリスト・イエスを通して、あなた自身を、あなたの身体と魂と精神とを、神に任せなさい。

〔ジョン・ウェスレー〕

『愛と自由のことば』
大塚野百合、加藤常昭編
日本キリスト教団出版局、1972年12月15日初版発行
2011年6月20日第14版発行
213頁

「だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。だから、あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。労苦はその日その日に、十分あります。」(マタイ6・33,34)

どうして今日の日に心を注ぐこそが出来なくなってしまうのでしょう。明日のこと、明後日のこと、将来の事に心を奪われてしまうのでしょう。それは信仰がないからなのかもしれません。
明日の事を神さまにおゆだねして、今日の事に心を注ぎましょう。そうして今日の事も神さまのみ手の中におゆだねしつつ、与えられた分を尽しましょう。そのような一日一日の積み重ねが人生となるのです。


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