脅かされつつ守られつつ
2017年7月12日(水)聖書の中にあれ程たくさん現われる、あの「しかし」ということに気をつけよう。・・・このしかしが大切なのだ。
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そうだ、君は脅かされている。だが―「神のしかし」のもとで君は守られている。守られてもいるのだ。それをまだ今は見ない。見る必要はない。君は何をすればよいのか。先へ行くのだ。
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この信仰の力によってわれわれは力を得、不確かなものをめざして走り、愛し、成長するのである。〔アルプレヒト・ゲース〕
『愛と自由のことば』
大塚野百合、加藤常昭編
日本キリスト教団出版局、1972年12月15日初版発行
2011年6月20日第14版発行
212頁
「しかし、主は真実な方ですから、あなたがたを強くし、悪い者から守ってくださいます。」(第2テサロニケ3・3)
歩んできた過去も、今生かされている現実も、これからの将来も、神さまの御手の中にあります。それらがどんなに暗く、不確かなものであったとしても「神のしかし」があります。私たちは信仰をもってただ前進します。