牧師の勇気
2017年5月19日(金)宗教というものはそれがもっとも生命にあふれているときには、人々をして一般の賛成を得るかどうかということに対して無関心にさせるものではないかと思う。
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宗教という独自な源泉は、宗教的共同体やその指導者に少なくとも大胆不敵なにおいくらいはただよわせるべきものではないかと思う。〔ラインホールド・ニーバー〕
『愛と自由のことば』
大塚野百合、加藤常昭編
日本キリスト教団出版局、1972年12月15日初版発行
2011年6月20日第14版発行
153頁
一般の賛成を得るかどうかばかりを気にしているときがあります。できるだけあたりさわりのない道ばかりを選択しようとしていることがあります。そんな時は宗教の命を失っているのかもしれません。いたずらに反対を唱える必要はないと思いますが、もう少し大胆不敵なにおいをただよわせてもいいのかもしれません。