,

わが心燃えたり

わが心燃えたり
2017年5月11日(木)

夕方(1738年5月24日)余り気が進まなかったけれども、アルダースゲート街に開かれた集りに出た。其の所でロマ書へのルーテルの序文を一人の人が読んでいた。9時15分前頃、彼が神のキリストにおける信仰をとおして人の心に働きたもう変化を描いていた時、私の心は不思議に燃える思いがした。私はその時ほんとうに救のためにはキリストを―ただキリストをのみ信じた事を感じた。そして神が私如き者の罪をさえ除き給い、そして死と罪の法より救い出し給いし確信が与えられた。

〔ジョン・ウェスレー〕

『愛と自由のことば』
大塚野百合、加藤常昭編
日本キリスト教団出版局、1972年12月15日初版発行
2011年6月20日第14版発行
145頁

恩師はウェスレーではなくウェズリである、とたびたび教えてくださいました。音を日本語表記にするのは難しいものですね。
さて今日きよめ派の始まりにおける大切な人物のひとりであるウェズリの回心のところです。私の側における聖霊体験ですが、しかしよく読むと単純に自分の側の聖霊体験を強調しているのではなく、神さまの側の事実が確認されているように思えてきます。奥の深い人物です。
神さまは具体的な愛をもって私たちを愛してくださいました。その神さまは私にお出会い下さいます。お出会いつづけてくださいます。本当に感謝なことです。


投稿日

カテゴリー:

,

投稿者:

タグ: