リアルなキリスト
2017年4月27日(木)キリストの臨在を意識し、誘惑の力に打ち勝つ助けとして、主の力をあきらかに経験するということ、主の力によって罪の重荷にかち、誘惑の時、われわれを苦しめる問題に光をそそがれ、苦難や試練の時に慰めを与えられるのです。主は、他のいかなるひとにまさって、人柄を変革し、人生に力を与える強力な働きをしたもうのです。
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それでは、どうすればキリストはわたしにとってリアルなものとなるのでしょうか。キリストの生涯、仕事とことばの記録を真面目に学びつづけるとき、キリストはリアルになるのです。ある人柄についての知識をもつことなしに、その人柄がリアルになることはできません。
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もしわたしたちが、キリストがわたしたちにとってリアルになることを望むならば、わたしたちは、主に従い、その手本に従って生きようとつとめなければなりません。〔ジョン・R・モット〕
『愛と自由のことば』
大塚野百合、加藤常昭編
日本キリスト教団出版局、1972年12月15日初版発行
2011年6月20日第14版発行
129頁
キリストは生きて働いておられます。目には見えませんが、現実的に存在しておられます。その現臨を意識することは信仰生活において大切なポイントです。そのために、私たちは聖書を学びます。聖書の学びを通してイエス・キリストを学びつづけます。
また学ぶと同時に、従うことの大切さがあります。ただ知識として知るのではなく、従うことを通して知るのです。そうしてキリストの現臨を学びます。
キリストの現実が私の人生の中心にあるならば、真に豊かな人生を歩むことができます。