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復活に生きる

復活に生きる
2017年4月24日(月)

復活の真理があなたを打ち、その焼きつくす炎をもって、あなたの魂と霊とをつらぬくように神に祈るがよい。そうすれば他の人々をも、その中途半端な信仰の無気力から、情熱的な確信のもたらす活力へと導いてあげることができるようになる。
・・・
礼拝に集まるすべての者が、復活の子、娘であるとのまことの真理に生きる自分であることを知ったなら、われわれはどのようになり、どれほどの喜びと熱心と心ゆくままの思いによって賛美がささげられることであろう。

〔J・S・ステュワート〕

『愛と自由のことば』
大塚野百合、加藤常昭編
日本キリスト教団出版局、1972年12月15日初版発行
2011年6月20日第14版発行
126頁

キリスト教会の根幹は十字架と復活です。この二つのことが私たちの救いの根拠です。どちらか一方ではありません。贖罪論が十字架のみを語っているかのように思うのはどこかに聖書理解の間違いがあるのです。
復活は死んだあと永遠の命に生きるということだけではありません。それだけを語っていると霊魂不滅というようなことを語っているようなことになります。霊魂不滅はキリスト教の真理ではなく、あらゆる宗教が語っていることであり、宗教だけでなくあらゆる民族の宗教の語るところです。
復活は今の生き方の問題です。死ぬべきものであった私たちのいのちが、尽きることのない永遠性を持つものに根底から造り変えられたのです。
主にあるものは復活の子です。


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