聖書への心懸け
2017年2月28日(火)「武士道では刀剣がわれらの生命であり、守り本尊であったが、キリスト者となっては、刀を代えて聖書にしなければならぬ」という一語は実に味わうべき名言で・・・
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せめては新旧合本の一冊を座右の友とし、六十六巻のすべてが、時により場合に応じ、思うままに、望みに任せて繰り広げられるような親しみを持つべき心懸けが肝要であろう。〔多田素〕
『愛と自由のことば』
大塚野百合、加藤常昭編
日本キリスト教団出版局、1972年12月15日初版発行
2011年6月20日第14版発行
64頁
求道者や新来会者に聖書をプレゼントすることは、あまり勧められることではないのかもしれません。私も最初の聖書はプレゼントしていただいたものでしたが・・・。
聖書がキリスト者にとっては、武士の刀剣のようなものであるならば、身銭を切って購入すべきで、そうして初めて聖書の大切さが分かるというものでしょう。
今手もとにある聖書に親しみを持ちたいと思います。