永遠のいのちの回復
2016年12月7日(水)私たちが神について一つ知っている確かなことは、私たちの神は生きている者の神であって、死んだ者の神ではないということです。神はいのち、神は愛、神は美、神は善、神は真実。神は私たちが死ぬことを望んではおられません。神は私たちが生きることを望んでおられます。
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私たちが神の愛にはっきり「はい」と言おうとせず、その永遠のいのちが中断された時、神はイエスを私たちのもとに遣わされました。それは、イエスが私たちと共にあって、私たちの名においてその大いなる「はい」を言い、私たちを永遠のいのちに戻してくださるためでした。ですから、死を恐れないようにしましょう。そこには非常に厳しいボスも、執念深い敵も、私たちを滅ぼそうとする残忍な独裁者もいません。いるのはただ、愛の神、私たちをご自分の家に迎え入れようと待ちわびておられる神、常に許される神だけです。ヘンリ J.M.ナウエン、『今日のパン、明日の糧―Bread for the Journey』
監修者・嶋本操、訳者・河田正雄、
聖公会出版、2001年11月22日第1刷発行、2015年1月17日改訂版第4刷発行、
403頁。
死を滅ぼされた主イエスさまとともにいるので、死はもう恐れる必要のないものとなりました。
神は死んだ者の神ではないということは、死んでしまった者については神さまは無関係であるということではなく、死んだ者も死んでいるようだけれども、主にある者は実は死んではいないということなのでしょう。