人の子の到来
2016年9月16日(金)非常に破壊的な世界に生きていても、私たちは神のものであり、神と共に安全の中にいるということを霊的に知っていると、歴史のあらゆる混乱、恐れ、苦悶のただ中にあって、「人の子が大いなる力と栄光を帯びて雲に乗って来る」(ルカ21:27)のを見ることが出来ます。
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終わりの時がすでにここにあるのと同じように、人の子が来られるのもまた、今ここにおいてなのです。それは聖霊の領域における出来事であり、時間という境界に支配されることはありません。イエスとの交わりの内に生きる人々は、今ここで、自分たちの間にイエスが再び来られるのを見る目と、それを聴く耳を持っています。
ヘンリ J.M.ナウエン、『今日のパン、明日の糧―Bread for the Journey』
監修者・嶋本操、訳者・河田正雄、
聖公会出版、2001年11月22日第1刷発行、2015年1月17日改訂版第4刷発行、
314頁。
イエスさまが大いなる力を栄光を帯びて雲に乗って来られることを信じているキリスト者は、今ここにおいてそれを見ています。キリスト者は常に目を天にあげて生きるのです。