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愛に錨を下ろす

愛に錨を下ろす
2016年9月13日(火)

不安になると、私たちは過剰な準備をしがちです。攻撃されたら何と言おう、尋問されたらどう答えよう、告発されたらどう抗弁しようと頭を悩ませます。まさにこの動揺こそが、自信を失わせ、自分の中に力を弱める自意識を作り出すのです。

イエスは私たちに全く心配しないように、そして必要な言葉と知恵はイエスが私たちに与えてくださることを信じるようにと言われます。大事なことは、しゃべる準備が多少出来ているということなのではなく、イエスの愛にしっかりと錨を下ろし、この世界にあって、私たちが誰であり、何のためにここにいるのか、ということを知っているという安心感を抱いていることです。私たちの心がイエスのみ心と結ばれていれば、話さねばならない時が来たら、何を言うべきかは必ず分かるに違いありません。

ヘンリ J.M.ナウエン、『今日のパン、明日の糧―Bread for the Journey』
監修者・嶋本操、訳者・河田正雄、
聖公会出版、2001年11月22日第1刷発行、2015年1月17日改訂版第4刷発行、
311頁。

イエスさまの愛を見失っているので、過剰な準備、不必要な言葉、抗弁に心が向きます。そしてこの動揺こそが、自信を失わせ、力を弱める自意識を作り出すとナウエンは語ります。

イエスさまの愛にしっかりと錨を下ろしましょう。
イエスさまのみ心と結ばれましょう。


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