生活の質
2016年8月23日(火)私たちは、自分がどれくらい生きるのかを知りません。けれども、知らないからこそ、私たちは人生の毎日を、毎週を、毎年をあますところなく生きるようにと呼びかけられているのです。
ヘンリ J.M.ナウエン、『今日のパン、明日の糧―Bread for the Journey』
監修者・嶋本操、訳者・河田正雄、
聖公会出版、2001年11月22日第1刷発行、2015年1月17日改訂版第4刷発行、
287頁。
死は人生の延長線上の最後にあるのではなく、私たちは毎日死を背負って生きているのだ、とある先生は言われました。今日死を迎えることになっても悔いのない生き方、生活の質が大切なのですね。
私たちは、明日のこと、未来のことを考えて今を生きようとするので、今というときは常に明日や未来の準備期間となり本番ではないようなことになります。しかし今が本番なのです。今が本番であるような生活の質が大切なのです。