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揺れ動く気分に打ち勝つ

揺れ動く気分に打ち勝つ
2016年7月24日(日)

自分の気分をコントロールすることはとても難しいことですが、霊的な生活の修練をしっかり身につけることで、少しずつ気分を乗り越えることが出来ます。
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とにかく起き上がって福音書を読み、詩篇を祈り、新しい日を神に感謝する時を持つなら、気分に打ちのめされることはなくなってゆくでしょう。

ヘンリ J.M.ナウエン、『今日のパン、明日の糧―Bread for the Journey』
監修者・嶋本操、訳者・河田正雄、
聖公会出版、2001年11月22日第1刷発行、2015年1月17日改訂版第4刷発行、
254頁。

「気分」。
感情と言ってもいいのだと思いますが、感情には良い部分もたくさんあると思いますので、やはり気分という言葉が適切なのだと思います。私たちは気分に左右されて、あるいは気分に支配されて、その不自由の中に縛られています。それが生きずらさを生み出します。隣人との豊かな生活を困難にします。気分をコントロールすることが出来れば、人生を豊かに生きることが出来るでしょう。

自分には出来ないことですが、神さまには可能です。
ですから「とにかく」信仰生活を大切にします。この場合信仰生活とは、聖書を読むこと、神さまに祈ること、感謝すること、賛美すること、です。

そうするならば、神さまによって、自分の厄介な気分をコントロールしていただけるでしょう。気分に打ちのめされることが少なくなり、やがてなくなって行くでしょう。

そうして、本来の豊かな感情の中に生きることが出来るでしょう。


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