〔死者の復活 ― 第1コリント15章〕
2015年11月16日(月)
キリストの国の意味である活動の目標は、死を滅ぼすことであります(同26節)。死は世界における神に反抗するものの頂点であり、最後の「敵」であり、従って人間の自然の運命ではなく、変えられない神的な定めではありません。
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暫定的なものを無効にすること、二元論を克服すること、「神はすべてにおいてすべて」を惹き起こすこと、それがキリストの使命と意義であります。従ってキリストからすべてを期待する、それが信仰の意味であります。カール・バルト、『カール・バルト一日一章』
小塩節、小槌千代・訳、日本キリスト教団出版局、2007年9月25日発行、611f。
死は最大の敵でした。
しかし復活された主イエスさまの前に、その死はもはや敵ではなくなりました。主は勝利されたのです。
私たちはあらゆる事態の中にあって、イエスさまからすべてを期待することができます。
(祈り)
神さま、あなたにすべてを期待します。