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男と女の秩序

〔男と女〕

2015年9月6日(日)

男と女の性的自立と性的方向性は特定の「秩序」の下にあります。
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秩序の外では男は男ではありえず、女は女ではありえず、双方は自らのためにもお互いに向き合うことも関係を持つこともできません。
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秩序の存在から目をそらし、秩序をも神の掟の要素として認識せず、それを偶然に委ねでもするなら、他のすべては零であり無でしょう。
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秩序はすべての人びとに忠勤を誓わせますが、またすべての人びとにその権利を与えます。誰にも名誉を与えずにはおきませんが、一人一人に彼のなすべきことを与えます。

カール・バルト、『カール・バルト一日一章』
小塩節、小槌千代・訳、日本キリスト教団出版局、2007年9月25日発行、480f。

神さまが造られた秩序のもとに人間は置かれています。その一つが男性と女性です。人間が人間として生きるということは、この性別の秩序の中に生きるということになっています。そこでは役割と責任が明確に在ります。
この秩序を無視しては人生は混乱してしまいます。

性的少数者についてキリスト教会はさまざまな取り組みをしています。
人権という観点から大切な取り組みであると思います。
それもこの秩序をいろいろな角度からとらえていこうとする試みであると思います。

(祈り)
神さま、あなたのお造りになられた世界の秩序を喜び感謝する者とならせてください。


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