〔神の神性〕
2015年7月3日(金)
自らの権威と権限の妄想と不当な要求をする主体ではなく、神を信頼し、神との契約を守り続ける、唯一の善である神の援助を選択する真実に存在してゆく主体は、この対決において神の側で活動的になりえるでしょうし、なるでしょう。
・・・
創られたものの自己満足という空ろな場所ではなく、神の慈愛の翼の下では勇気が栄えます。カール・バルト、『カール・バルト一日一章』
小塩節、小鎚千代・訳、日本キリスト教団出版局、2007年9月25日発行、377f。
神さまは、私たちの人生の闘いをよくご存知で、その戦いをご自分のものとしてくださいました。十字架と復活によって。
ですからいま私たちが闘っている闘いは、私の闘いであると同時に神さまの闘いとなりました。
人生の重たい荷物を、自分ひとりで担ってきたのですが、信仰は、神さまが共に担ってくださることを信じることです。あるいは今までも実は神さまが担って来てくださったということを信じることであり、これからも神さまが共に担ってくださることを信じることです。
神さまの憐れみの翼の下で生かされていることを感謝します。
(祈り)
神さま、あなたへの信頼に生かしてください。