,

無神論を支配する神

〔ドイツ民主共和国〔旧東ドイツ〕のある牧師への書簡から〕

2015年6月20日(土)

「万物を支配する神!」 神は「無神論」と「唯物論」をも支配されます。
・・・
自分たちと同様に、お国の「無神論者」たちをも安んじて神の子の一人と考え、「神の民」とみなすことが、彼らに認められているのかもしれません。神が彼らに逆らってではなく、彼らのためにもおられるということは確実です。まさにそのことをあなたは彼らの側で彼らのために、彼らの代わりに、信じることが許され、信じなければなりません。そのときこの健康な土台の上で、彼らと共に、自らのしていることを知らずに生きている「キリストの敵」たちと共に、彼らのためにも死んで復活された主の証人であることを許されるために、信じなければならないのです。

カール・バルト、『カール・バルト一日一章』
小塩節、小鎚千代・訳、日本キリスト教団出版局、2007年9月25日発行、356f。

万物、すべてを支配される神さまを信じています。聖書の神さまはそのような神さまです。そのご支配の御手は、無神論者、唯物論者の上にも伸ばされています。神さまの手が短いなどということはあり得ません。
イエスさまは、すべての人の為に十字架の上で死に、三日の後に復活されました。イエスさまの敵となってしまっている人びとの為にも、イエスさまは死んで復活されたのです。
私たちはそのことを信じなければなりません。

(祈り)
神さま、敵の為に、迫害する者の為に祈ることができるように助けてください。


投稿日

カテゴリー:

,

投稿者:

タグ: