〔ドイツ民主共和国〔旧東ドイツ〕のある牧師への書簡から〕
2015年6月19日(金)
この方が裁くのは、愛し、祝福しようとしておられるその場所で、その理由で、実際になさるのです。
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人びとは幻想を抱くことなく、さればといって不平をこぼし自己閉鎖に陥ることもなく、ただ神に、真に神にのみ希望をおいて、やがて遅かれ早かれ大小の機会を得て感謝へと導かれていき、(あなたも暗示しておられるように)ひょっとすると実際に今すでにそうしておられるかもしれません。カール・バルト、『カール・バルト一日一章』
小塩節、小鎚千代・訳、日本キリスト教団出版局、2007年9月25日発行、355f。
神さまは全てをご支配なさっておられます。
神さまに敵対するものをも完全にご支配なさっておられます。
ときにキリスト者を戒めるためにそれらをお用いになります。
ときに世界を祝福するためにそれらをさばかれます。
いずれにせよ人間を祝福しようとご支配されているのです。
私たちは神さまだけに希望を置いて、神さまへの感謝に生きる者でありたいと思います。
(祈り)
神さま、あなただけに希望を置き感謝する者とならせてください。