管理者の具体的人間像

管理者の具体的人間像

1、「余人をもって代えがたい」という意味では“専門家”だが、視野の狭い“専門バカ”ではない。

2、誠実で上からも下からも腹を割って話がしたくなるような人柄。

3、他人の話によく耳を傾ける聞き上手。“話し上手は聞き上手”ということを知る人。

4、健康でバイタリティがある。それでいて言動に威嚇的なところがなく、じっくりと説明するタイプ

5、つねに身ぎれいで、接触する相手にさわやかな感じを与える。

6、態度は堂々としていて卑屈さがない。

7、相手に不快感を与えずに建設的な方向で反対意見を表現できる。

8、自己啓発に励むことによって、部下にも刺激を与える。

9、自分自身、職場に働きがい、生きがいを感じている。

10、私生活の面でも誠実な家庭人である。

(阿部實、逸見純昌、根本孝、『魅力ある管理者』、同文舘、1990年1月30日発行より)

 

 教会の牧師は決して会社でいうところの上司ではありません。むしろしもべといっていいと思います。しかし人々を導く責任をいただいているという点では、管理者ということもできます。この本はバブルのはじける前に書かれたものですので現代に当てはまらない点も多いのかもしれませんが、この「管理者の具体的人間像」には大いに考えさせられるものがありました。


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