〔私たちを試みに会わせないでください〕
2014年9月14日(日)
第1コリント10章:12~13節
この箇所で、まず誘惑に対する誤った「安心」が否定され、次に誤った「恐れ」が否定されている。誰も、ただの一瞬間でも、自分は誘惑からまぬがれていると「安心」してはならない。・・・あらゆる時に、誘惑者があたなに対して力を奪わないように備えなさい。
しかしながらキリスト者は、誘惑そのものを、あまりに「恐れ」すぎてはならない。・・・神は私の力を知っているので、私の力を越えた誘惑が私を襲うのを許すはずがない。・・・われわれは、まさにこの誘惑を、非常に大きな冷静さと平静さを持って、待ち受けることが許されているのである。
・・・
誘惑が襲ってくる時、「謙虚さ」と「勝利の確信」の両方を持たなければならないのである。ボンヘッファー、『主のよき力に守られて~ボンヘッファー1日1章~』
村椿嘉信・訳、新教出版社、1986年6月30日発行、454ff。
誘惑、試みに会うときに、謙虚さと勝利の確信の両方を持たなければなりません。勝利の確信のない謙虚さは絶望であり、謙虚さのない勝利の確信は、迷信です。
すべてを支配しておられる神さまが共にいてくださること、を信じることです。
(祈り)
神さま、謙虚さと勝利の確信をいつも持たせてください。。