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自殺しようとしている者を救うことができるのは神のみである

〔私たちを試みに会わせないでください〕

2014年9月13日(土)

生命そのものの持つ権利を認め、生命に対して最高の権威を持つのは、生命の創始者であり、生命の主である「神」である。それゆえ、人間は自分の生命を義とするために、自らの生命に手を加える必要は何もないし、それゆえに、そうすることは許されてもいないのである。
・・・
もはや生きることができなくなった者にとって、「あなたは生きなければならない」という命令は何の助けにもならない。彼を助けることができるのは、ただひとつの新しい霊だけなのである。

ボンヘッファー、『主のよき力に守られて~ボンヘッファー1日1章~』
村椿嘉信・訳、新教出版社、1986年6月30日発行、452ff。

自らの手で自らの命を絶ってはいけません。命は神さまのものだからです。
しかし絶望の中にあるとき、ただ「死んではいけない、生きなければならない」という言葉は、律法として語られているならば何の力にもなりません。

神さまの一方的な恵みの中に生かされていることを発見して、ただ神さまのみ手の中にゆだねることでしょう。

(祈り)
神さま、あなたに生かされていることを感謝します。


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