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神の創造のリズム

〔はじめに神は・・・・・・〕

2014年6月30日(月)

はじめに神は日を創造した。日が他のすべてのものを担い、日の交代の中で世界は生きる。日は自分の存在と、自分のかたちと、自分の力とを持つ。それは物理的に理解された太陽のまわりの地球の回転のことではない。計算できる闇と光との交代でもない。日はそれらすべてを越えたもの、世界とわれわれの実存の本質を規定するものである。
・・・
休息と活動とがひとつであるリズム、与えては取り、再び与えては取るリズム、このようにして神の授与と回収とを永遠に指示するリズム、休息と活動とのかなたにある神の自由を指し示すリズム―これが日なのである。

ボンヘッファー、『主のよき力に守られて~ボンヘッファー1日1章~』
村椿嘉信・訳、新教出版社、1986年6月30日発行、323頁f。

神さまが造られた世界、被造物は、休息と活動とは一つであるリズムの中に生きています。休息ばかりではないし、活動ばかりでもない。
そのリズムを人間は壊し続けてきました。
神さまを信じること、救われるということは、このリズムを取り戻すことなのかもしれません。

(祈り)
神さま、休息と活動とのリズムの中に生かしてください。


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