「不信者と、つり合わぬくびきをいっしょにつけてはいけません。正義と不法とに、どんなつながりがあるでしょう。光と暗やみとに、どんな交わりがあるでしょう。」
第2コリント6章14節
この箇所から未信者との結婚は受け入れることができないと教えられました。どう考えても前後の文脈から結婚のことが語られているようには思えないのですが、そう教えられたのでそういうことで心をおさめてきました。それで団体は信者同士の結婚式の司式はするが、信者と未信者の結婚式の司式はしないということになっています。
昨今、ホテルなどの結婚式に私たちの団体の教師たちもかかわるようになりました。そこで行われる結婚式はほぼ100パーセント未信者同士の結婚式です。結果として、以下のような状況になっています。
- 信者同士の結婚の司式 → OK
- 信者と未信者の結婚の司式 → NO
- 未信者同士の結婚の司式 → OK
教会の信仰の仲間が結婚するときに相手が未信者ということで司式ができなくて、見ず知らずの未信者同士の結婚式の司式ができる、ということです。これは全くナンセンスですね。実はここにある教条主義的違和感を直感的に感じてしまっていたので、信者と未信者の結婚式の司式を確信と平安をもっていくつも行ってきました。
もちろん信者同士の結婚式がいいに決まっていますし、できうる限りそのように導きたいと思っていますが、そうでないケースにも柔軟に対応していきたいと思っています。