静まりの時 マタイ５・１１～１２〔試練の道〕
日付：2025年03月19日（水）
11 わたしのために人々があなたがたをののしり、迫害し、ありもしないことで悪口を浴びせるとき、あなたがたは幸いです。
12 喜びなさい。大いに喜びなさい。天においてあなたがたの報いは大きいのですから。あなたがたより前にいた預言者たちを、人々は同じように迫害したのです。
なんらかの理由や原因があってののしられる、迫害される、悪口を浴びせられるならば、それは幸いなことではありません。喜ぶどころか、大いに反省しなければならないことです。
しかし「わたしのために」。すなわちイエスさまのためにののしられる、迫害される、悪口をあびせられるならば、それは幸いなことなのです。
イエスさまを信じはじめた時から、それまでの生き方とは違う生き方が生まれました。その新しい生き方は、この世とどこか敵対するものです。新しい生き方によって歩むならば、この世の価値観とは違う生き方となり、その中でなされる発言や行為に対して、ののしられる、迫害される、悪口を浴びせられることは当然のことです。
逆にもしののしられることもなく、迫害されることもなく、悪口を浴びせられることもないならば、少し自分のキリスト者としての生き方を振り返らなければなりません。
キリストのために生きる。それは波風を立てない生き方ではない。しかしそこにこそ幸いがあると聖書は語ります。