静まりの時 詩篇105・1~11〔祝福の契約〕
日付:2025年01月11日(土)
9 それはアブラハムと結んだ契約
イサクへの誓い。
10 主はそれを ヤコブへの定めとして立てられた。
イスラエルへの永遠の契約として。
アブラハムと結んだ契約、そしてイサクへの誓い。神さまはそれを、ヤコブへの定めとして立てられました。
アブラハム、イサクは、神さまは自分たちに約束してくださったことが、子や孫にまで影響することを知らされました。またヤコブは、祖父アブラハム、父イサクに、神さまが約束してくださったので、自分が何者であるかに関わらず、自分への定め、掟が有効である。その定め、掟とは、カナンの地が与えられる、というものでした。約束の地が与えられる、というのは、何によっても変化しない永遠の契約だったのです。
この契約は、イエス・キリストにおいてすべての人のものとなりました。
あなたがたはみな、信仰により、キリスト・イエスにあって神の子どもです。キリストにつくバプテスマを受けたあなたがたはみな、キリストを着たのです。ユダヤ人もギリシア人もなく、奴隷も自由人もなく、男と女もありません。あなたがたはみな、キリスト・イエスにあって一つだからです。あなたがたがキリストのものであれば、アブラハムの子孫であり、約束による相続人なのです。
(ガラテヤ3・26~29)
こうして神の契約による「相続」は、「カナンの地」から「永遠のいのち」へと新しくされました。新しくされた、というよりも、創世記の語るエデンの園に回復されたというべきかもしれません。
救われた者は、天の御国を約束の地としながら、日々その前祝いに生きるのです。