静まりの時 伝道者3・1~11〔永遠の思い〕
日付:2024年09月14日(土)
神は、ノアと、彼とともにいる息子たちに仰せられた。
「見よ、わたしは、わたしの契約をあなたがたとの間に立てる。そして、あなたがたの後の子孫との間に。また、あなたがたとともにいるすべての生き物との間に。鳥、家畜、それに、あなたがたとともにいるすべての地の獣、箱舟から出て来たすべてのものから、地のすべての生き物に至るまで。わたしは、わたしの契約をあなたがたとの間に立てる。すべての肉なるものが、再び、大洪水の大水によって断ち切られることはない。大洪水が再び起こって地を滅ぼすようなことはない。」
さらに神は仰せられた。
「わたしとあなたがたとの間に、また、あなたがたとともにいるすべての生き物との間に、代々にわたり永遠にわたしが与えるその契約のしるしは、これである。わたしは雲の中に、わたしの虹を立てる。それが、わたしと地との間の契約のしるしである。わたしが地の上に雲を起こすとき、虹が雲の中に現れる。そのとき、わたしは、わたしとあなたがたとの間、すべての肉なる生き物との間の、わたしの契約を思い起こす。大水は、再び、すべての肉なるものを滅ぼす大洪水となることはない。
大洪水のあと、神さまはノアと新しく契約を結ばれました。その「契約のしるし」として神さまは虹をお選びになりました。空気中の水蒸気に太陽光線が差し込み、屈折し、それによって、太陽とは反対の空に出現する自然現象を、この契約のしるしとしてお選びになったのです。雨が上がりつつある空。その空にはいまだ雲が覆っていて完全には晴れていません。しかし私たちはそこに出現する虹に、晴天を予感します。その虹を神さまはお用いになって、契約のしるしとされたのです。
「そのとき、わたしは、わたしとあなたがたとの間、すべての肉なる生き物との間の、わたしの契約を思い起こす」。驚くべき言葉です。私たちが思い起こすのではありません。神さまが思い起こされる。
再び地を大洪水で滅ぼすことはない、との約束の確かさを、御自身の「外」に置かれるのです。最も確かなお方であるにも関わらず、御自身とは別のものに、契約のしるしを置こうとされる。なんと謙虚な神さまのお姿でしょう。
いまも、空に虹がかかるとき、神さまはもはや地を滅ぼされることはない、と神さまが思い起こしておられることを、私たちが信じることができるようにしてくださいました。御自身の愛を、目に見えるしるしにしてくださいました。
今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。あなたがたは、布にくるまって飼葉桶に寝ているみどりごを見つけます。それが、あなたがたのためのしるしです。
(ルカ2・11,12)
神が御子を世に遣わされたのは、世をさばくためではなく、御子によって世が救われるためである。御子を信じる者はさばかれない。
(ヨハネ3・17,18a)