キリストは、勝利の歌と共に、彼のもっとも深い卑賤の中へと降ってゆかれるのである。
リュティ、『この日言葉をかの日に伝え』、107頁
マタイの福音書26章30節
2013年03月12日(火)
主イエスさまと弟子たちは賛美の歌を歌いつつオリーブ山に向かいました。
何の賛美であったのか、聖書は記しません。しかしそれが勝利の歌であったとリュティは語ります。
弟子たちにとってはいよいよこの世にあっての勝利ということだったと思います。
イエスさまにとっても勝利ということでしたが、それは十字架に向かうということでした。
イエスさまのおこころと弟子たちのこころ。なんと遠く離れていたことでしょう。
しかし十字架こそまことの勝利でした。