彼は、私のまったき救いを欲し給うので、私のまったき愛を欲し給うのである。
リュティ、『この日言葉をかの日に伝え』、87頁
申命記6章5節
2013年2月22日(金)
天と地を造り、すべてにおいてまったきお方である神さまが、私たち罪びとである者に「わたしを愛しなさい」と言われます。
罪と汚れの中にしか生きることのできなかった者に、わたしを愛して生きればよい、わたしとの愛の関係の中に生きればよいとお声をかけてくださったのです。
なんともったいないことでしょうか。
しかし私たちはそのような言葉さえ聞く耳を持とうとしません。だから神さまは命令されます。愛さなければならない、と。
神さまとの愛の関係の中においていただいて、はじめて私たちの救いがあります。
神さまは私たちがまったき救いを得ることを願っておられます。なので、私たちに神さまを愛することを命じられるのです。
命令されることこそ神さまの愛の現れです。