しかし、それらの「子たち」が、どれほど取るに足りぬ小さいものであっても、偉大な神にとっては、彼らは、決して小さすぎるものではない。
リュティ、『この日言葉をかの日に伝え』、380頁
ヨハネの手紙 第1 2章12節
2012年11月29日(木)
ヨハネは「子たち」と呼びかけます。それは文字通り子どもたちという意味ではありません。ヨハネが語りかける読者は子どもから大人、高齢者に至るまですべての年代の方です。しかしそのすべての人を「子たち」と呼びかけるのです。
それは神さまの子どもであるという意味でしょう。神さまが御子イエスさまをこの地に遣わし、十字架と復活によって贖われた子どもたちなのです。
子どもはかけがえのない存在です。小さく弱い存在ですが、かけがえのない存在です。
私たちも神さまの子どもです。