そのような「思考という誘惑」が特に姿を現わすのは、人が、自分が間違いなしの無能力者で中途半端な仕事をしているのだということを、実際にしばしば自覚する場合である。しかしそれに対して神は、「腕組みをして、思い深げに問うのはやめなさい。新鮮な気持で仕事につきなさい」と言われる。
リュティ、『この日言葉をかの日に伝え』、360頁
イザヤ書49章4節
2012年11月09日(金)
考え過ぎてしまいます。考えないことが問題となり心の苦しみにつながることもありますが、考え過ぎるということが心の苦しみとなり、問題となります。
人間は考えるという能力を神さまから与えていただきました。それは尊いことです。しかし考え過ぎるということ、考えなくてもよいことを一所懸命考えてしまうということ、あるいは考えてもどうしようもないことを一所懸命考えてしまうのです。
神さまにお委ねしたいと思います。神さまの領域を侵すことがないようにしたいと思います。
いつも新鮮な気持ちで一つの奉仕に心を込めたいと思います。