教会合同聖会の始まりの前に賛美の時があり、その中で歌って下さった賛美に心が留まりました。
「村の小さき教会」
村の小さき教会 今もそこに在りや
いとも幼かりし日 われは今思い出ず
(いざ、ゆかん、ゆかん、ゆかん、ゆかん・・・)
御神の御殿よ われ深く愛す
いざ行きて主を拝せん 在りし日の心もて
・・・
(新聖歌423、聖歌340、作詞・中田羽後)
原曲の翻訳ではなく中田羽後によって作詞されたものなのですね。
これは讃美歌第二編にも別の歌詞で登場しています。
「丘の上の教会へ」
丘の上の教会へ のぼる石だたみ
春は桜のはなびら、手のひらにうけてのぼる
(ほら、ディン ドン ディン ドン・・・)
さやかにやさしく
ベルは鳴りわたる。
ああ、なつかしい教会へ
きょうこそみんなで帰ろう
・・・
(讃美歌第二編 189、作詞・坂田寛夫)
原曲は以下の通りです。
”LITTLE BROWN CHURCH”
(William S. Pitts)
There’s a church in the valley in the wildwood
No lovelier place in the dell
No spot is so dear to my childhood
As the little brown church in the dell
Oh, come, come, come, come
Come to the church in the wildwood
Oh, come to the church in the dell
No spot is so dear to my childhood
As the little brown church in the dell
・・・
この「Oh, come, come, come, come」は
中田羽後の詩では(いざ、ゆかん、ゆかん、ゆかん、ゆかん・・・)
坂田寛夫の詩では(ほら、ディン ドン ディン ドン・・・)
なかなかおもしろいですね。
今回の聖会では、中田羽後の詩で歌われたのですが、このおりかえしのところは原曲の「Oh, come, come, come, come」で歌って下さったようです。
感謝。