静まりの時
- テーマ:死に打ち勝つ
- 聖書箇所:詩篇90・1~17
- 日付:2025年11月07日(金)
1 主よ 代々にわたって
あなたは私たちの住まいです。
2 山々が生まれる前から
地と世界を あなたが生み出す前から
とこしえからとこしえまで
あなたは神です。
「あなたは私たちの住まいです」。新共同訳では「あなたは・・・わたしたちの宿るところ」。
90編は、神の人モーセの祈り、と題して始まります。エジプトに生まれ、王家で育てられられたモーセは、40歳の時(使徒7・23)、義憤から問題を起こしエジプトを離れミデアンで羊飼いとなりました。それから40年がたち80歳の時(使徒7・30)、主に導かれてイスラエルの指導者となりました。40年の荒野での生活を経て、120歳で天国に帰って行きました(申命記34・7)。120年の人生のうち、最初の40年がエジプトの王家、次の40年はミデヤンの地、最後となる三つ目の40年は荒野。いったい自分の住まいと呼べるものがあったのだろうか。
モーセはひたすら、主ご自身が自分の住まいである、そして私たち、すなわち家族、同胞の住まいである、と告白しました。あるいは神さまこそ私の住まいである、ということを見失ってはなりたたないような人生だったのかもしれません。
そしてそのような、私を住まわせてくださるお方、こそ、神の名にふさわしい存在である、と信じたのだと思います。
主を住まいとする。新約聖書には、主が私たちを住まいとしてくださる場面が数多く登場します。主を住まいとする者を、また主が住まいとしてくださる。主が住まいとしてくださる喜びは、主を住まいとする喜びを生み出す。
「ザアカイ、急いで降りて来なさい。わたしは今日、あなたの家に泊まることにしているから。」(ルカ19・5)
「見よ。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいます。」(マタイ28・20)
「 わたしにとどまりなさい。わたしもあなたがたの中にとどまります」(ヨハネ15・4)