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夜は 夜通し炎の光で

静まりの時 詩篇78・12~22〔雲の柱・火の柱〕
日付:2025年03月15日(土)

14 昼は雲で彼らを導かれた。
 夜は 夜通し炎の光で。

 夜通し。
 新共同訳では「夜は燃え続ける火の光をもって彼らを導かれた」。共同訳2018では「夜は夜ごとに火の光をもって彼らを導いた」。

 「夜通し」は、夜中ずっと、という意味ですが、他の訳では、炎が燃え続けている、という意味や、ある特定の夜だけではなく、夜というものがやってくると毎回といった意味も含んでいるように思えてきます。
 「夜」。暗闇の中に生きなければならないときがやってくる。しかし主はそのような時も、ご自身の輝く光をもって導いてくださる。夜がやって来るごとに、それがどのような闇に覆われていても、必ず主は導いてくださる。主が導いてくださる光は、火の光である。火は輝きだけではなく、あたたかさ、揺らぐ炎によって生まれる安堵、リラックスを与えてくれる。主はそのように私たちを導いてくださる。

11 たとえ私が「おお闇よ 私をおおえ。
 私の周りの光よ 夜となれ」と言っても
12 あなたにとっては 闇も暗くなく
 夜は昼のように明るいのです。
 暗闇も光も同じことです。(詩篇139・11,12)

54 ペテロは、遠くからイエスの後について、大祭司の家の庭の中にまで入って行った。そして、下役たちと一緒に座って、火(直訳では「光」)に当たっていた。
(ルカ14・54)

22 私は、この都の中に神殿を見なかった。全能の神である主と子羊が、都の神殿だからである。
23 都は、これを照らす太陽も月も必要としない。神の栄光が都を照らし、子羊が都の明かりだからである。
24 諸国の民は都の光によって歩み、地の王たちは自分たちの栄光を都に携えて来る。
25 都の門は一日中、決して閉じられない。そこには夜がないからである。
26 こうして人々は、諸国の民の栄光と誉れを都に携えて来ることになる。
(黙示録21・22~26)


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