静まりの時 第一コリント10・1~13〔荒野の道〕
日付:2025年03月05日(水)
12 ですから、立っていると思う者は、倒れないように気をつけなさい。
13 あなたがたが経験した試練はみな、人の知らないものではありません。神は真実な方です。あなたがたを耐えられない試練にあわせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えていてくださいます。
モーセの時代のことを思い起こすと、みな、同じ霊的な食べ物を食べ、同じ霊的な飲み物を飲んだけれども、大部分は神さまのみこころにかなわず、荒野で滅ぼされてしまった。これらのことは、今を生きる私たちを戒める実例である。だから立っていると思う者は、倒れないように気をつけよ。パウロは語ります。
気をつけることとは、貪りの罪。具体的には、偶像礼拝。淫らなこと。キリストを試みること。不平を言うこと。これらは究極的には貪りの罪である。もし霊的な食べ物を食べ、霊的な飲み物を飲んでいても、このような罪を犯すならば、倒れてしまう。倒れないように気をつけなければならないのです。
しかしそのような荒野の道も、私たちを滅ぼすためではなく生かすためです。試練とともに脱出の道を、主は備えて下さいます。そうして私たちを聖くしてくださいます。