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すると、主の使いが彼らのところに来て、主の栄光が周りを照らしたので

静まりの時 ルカ2・8~21〔よろこびのおとずれ〕
日付:2024年12月24日(火)

8 さて、その地方で、羊飼いたちが野宿をしながら、羊の群れの夜番をしていた。
9 すると、主の使いが彼らのところに来て、主の栄光が周りを照らしたので、彼らは非常に恐れた。

 クリスマスの良い知らせは、羊飼いに知らされました。
 羊飼いたちにとってそれは突然のことでした。その日もいつものように羊の群れの夜番をするために野宿をしていただけです。いつもの営みの中に、しかし神の時はやってきます。今こうしている時も、神さまはやってくる。

 神さまが来られると、主の栄光が周りを照らします。主がやってこられるということは、神の栄光に照らし出されることです。暗闇が、神さまの光に照らされます。暗闇に慣れた者にとっては、まばゆいことです。そして恐ろしいことです。

 神さまとの出会いは、それが真実な神さまであるならば、人間にとっては恐れなのだと思います。恐れないとすれば、その神は真実な神ではなかったか、それとも真実な神ではあったけれども、自分の罪の姿を知らなかったからか。

 この恐れが、畏れとなり、人間を健やかな信仰に生きる者と造り替えます。


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