知恵を捨てるな。これがあなたを守る

静まりの時 箴言4・6~8〔真の知恵〕
日付:2024年09月07日(土)

6 知恵を捨てるな。これがあなたを守る。
 これを愛せ。これがあなたを保つ。
7 知恵の初めに、知恵を買え。
 あなたが得たものすべてに換えて、悟りを買え。
8 それを尊べ。それはあなたを高める。
 それを抱きしめると、それはあなたに誉れを与える。

 「知恵」や「悟り」(共同訳では「分別」)を捨てず、それを愛するならば、それによって守られ保たれる。それを尊ぶならば、それによって高められる。抱きしめるならば、それによって誉れが与えられる。逆に言うなら、知恵や悟りを捨て、愛さずに蔑んでしまうならば、自分を守るものがなくなってしまう。尊ばないならば、自分自身が尊ばれる道を失ってしまう。
 知恵や悟りは、自分が守られ、自分が尊重される道をひらきます。ここでの知恵というのは、一般的な知識や知恵、学識と言ったものではありません。「主を恐れることは知識の初め」(1・7、9・10)。知恵とは主を畏れることを「知る」ことです。また主を畏れることそのものです。
 逆に主を畏れない、ということは、どのようなことになるのか。「人を恐れると罠にかかる」(29・25)。主を畏れないということは、何ものをも恐れないという生き方ではなく、人を恐れる生き方に陥ってしまいます。人を恐れてしまうのは、本当に恐れ(畏れ)なければならないお方を恐れ(畏れ)ていないことが生み出す生き方なのです。

 知恵や悟りを愛し尊ぶこと。それは主を畏れること、主を愛すること。そして主の前に謙遜であること。そうするならば、自分自身を大切にし、自分らしい人生を送ることができる。自分を大切にできない、自分らしい人生を送れていない、とするならば、それは主を大切にしていないからである。あるいは神さま抜きで自分を愛そうとしてしまっているからである。正しく自分を愛せていないからである。知恵を捨ててしまって自分を愛そうとしているからである。

 知恵を抱きしめる。両手で引き寄せ、腕と胸に挟みこむ。外に漏れだすことがないように全身をもって我がものとする。まるで知恵と自分とが一心同体となる。自分のどこを切っても、そこから知恵があふれ出す。すなわち、主を畏れること、主の前の謙遜があふれ出す。
 知恵や悟りは、愛するものであり、抱きしめるものなのです。この主を畏れるという知恵や悟りを愛し抱きしめることを礼拝を通して学び、また礼拝においてなそうとしています。


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