それと再臨における空中携挙についても、整理しておく必要があるかと思いますが、加藤常昭先生の文書から引用しておきましょう。

【問149】 その終わりの時の出来事は、どのように起こるのですか。あなたは、今既にそれを知らされてはいないのですか。

【答】 私にすべてが教えられ、すべてが分かっているわけではありません。終わりの時の出来事がいつどのように起こるかは、主ご自身もまたよく知らないと言われました。まして私どもが、自分の知恵や知識で、終末の出来事を憶測しても、それはすべて不確かなことであると思います。ただ、主がかつて地上を訪れたように、再び来てくださるということと、その時主による審きがなされるということとは、聖書が約束し、教会が明らかに言い表してきたところです。また、使徒信条が聖霊の救いの賜物として挙げる「罪の赦し、からだの甦り、永遠の生命」も、この終わりの時の救いの出来事としてこそ、信じられるべきことなのです。

・・・

終末を知ることは、陶酔ではなくて、むしろ身を慎んで生きる目覚めた心であります。

加藤常昭、『雪の下カテキズム』、教文館、1990年10月25日、255頁ff。

こんな感じでいかがでしょうか。


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