主よ、われらの神よ、在天の父よ、あなたはわれらと共にいようとしてくださいます。み顔をわれらの上に照らしてくださいます。われらの上にです。われらはあなたの子です。
C.ブルームハルト、『夕べの祈り』、加藤常昭 訳、275f頁
〔“霊”と花嫁とが言う。「来てください。」これを聞く者も言うがよい、「来てください」と。渇いている者は来るがよい。命の水が欲しい者は、価なしに飲むがよい。〕(黙示録22・17)
2018年12月6日(木)
「共にいようとしてくださいます」ということばは、今の瞬間はまだ共にはいてくださらない、ということを意味しているわけではありません。神さまは世の終わりまでともにいると約束してくださいました。ですから、この「共にいようとしてくださいます」ということばは、神さまのご意思を現わしているのだと思います。つまり神さまが私たちと共にいてくださるのは、いやいや共にいてくださるのでも、しかたなく義務感で共にいてくださるのでもなく、共にいたい、という熱い愛の心によって共にいてくださる、ということでしょう。
今日も、神さまは主キリストの十字架と復活の愛をもって共にいてくださいます。どんなところにも、どんな状況にも、共にいてくださいます。