主よ、われらの神よ、われらもあなたに呼びかけます。アッバ、愛しまつる父よ! と。聖霊がわれらを救い主イエス・キリストと、その福音へと、われらを駆りたてるからです。

C.ブルームハルト、『夕べの祈り』、加藤常昭 訳、268頁

〔はっきり言っておく。わたしを信じる者は、わたしが行う業を行い、また、もっと大きな業を行うようになる。わたしが父のもとへ行くからである。〕(ヨハネ14・12)

2018年11月29日(木)

私たちは父なる神さまに向かって親しみをもって祈ります。それは私たちの信心深さによるのではなく、ひたすら聖霊なる神さまのお働きによるのです。もし聖霊がただの力、エーテルのようなもの、つまり人格のないものであるならば、「私の中に生まれた信仰は聖霊のよるのである」といくら言っても、それはどこか私の功績によるものとなるでしょう。人格をお持ちの聖霊なる神ご自身が、私を、救い主イエスさまとその福音へと駆り立てるからこそ、私の中に信仰が生まれ、父なる神さまに向かって親しく祈ることができるのです。
神さまのお働きの中にある信仰なので、この信仰は確かなものです。


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