あなたはわれらを解放してくださいました。聖徒たちと結びつけられている自分を、天上の世界、人間の世界のすべてと結びつけられている自分を、われらは感じとることができます。
C.ブルームハルト、『夕べの祈り』、加藤常昭 訳、248頁
〔しかし、あなたがたが近づいたのは、シオンの山、生ける神の都、天のエルサレム、無数の天使たちの祝いの集まり、天に登録されている長子たちの集会、すべての人の審判者である神、完全なものとされた正しい人たちの霊、〕(ヘブライ12・22,23)
2018年11月4日(日)
自分自身が聖徒たち、天上の世界、人間の世界のすべてと結びつけられている自分を感じとることこそ、解放であると祈っています。
解放とは、解き放たれるということですから、すべてのものから解き放たれることのように思いますが、そうではなく、すべてのものと結びつくことこそ解放であるというのです。
人間はすべてから、特に神さまから解き放たれるところに自由や解放があると思ってきました。しかし結果はどんどん不自由になっています。
神さまに結びつくところにこそ、真の自由がある、解放があることをあらためて確かにしたいと思います。