われらの霊に、あなたの霊とあなたの愛を認識させ、われらの生活がより高きものへと高められ、過ぎゆくものがわれらを呑みつくすことのあり得ないようにしてください。
C.ブルームハルト、『夕べの祈り』、加藤常昭 訳、239f頁
〔こういうわけで、わたしたちもまた、このようにおびただしい証人の群れに囲まれている以上、すべての重荷や絡みつく罪をかなぐり捨てて、自分に定められている競走を忍耐強く走り抜こうではありませんか、〕(ヘブライ12・1)
2018年10月25日(木)
日々、重荷があります。罪が絡みつきます。信仰はそれらをかなぐり捨てることです。そして自分だけに与えられた「競走」を走りぬくことです。「競走」であって「競争」ではありません。誰かと比べて競い合うことではなく、競技のように自分の道を走るのです。それが信仰の人生です。天のみ国に帰るまで重荷はなくなりません。罪もなくなりません。しかしキリストが共にいてくださいます。聖なる霊である神さまがともにいてくださいます。過ぎゆくものに呑みつくされることはありません。