あなたはこの世の生活の低い地にも高貴なもろもろの力を送ってくださいました。・・・それによってわれらは他の人々のために生きることがゆるされているのです。・・・われらをすなおにしてください! 幼子らしくしてください! 大胆にしてください! 自分を信じられなくなりそうな時にも救い主への道を与え、信頼しうるようにしてください。われらすべての者に信頼の道を与えてください。自分自身に対する、人間に対する信仰の道を与えてください。
C.ブルームハルト、『夕べの祈り』、加藤常昭 訳、213頁
〔祭りが最も盛大に祝われる終わりの日に、イエスは立ち上がって大声で言われた。「渇いている人はだれでも、わたしのところに来て飲みなさい。わたしを信じる者は、聖書に書いてあるとおり、その人の内から生きた水が川となって流れ出るようになる。」〕(ヨハネ7・37,38)
2018年9月21日(金)
キリスト教信仰は、自分への絶望が一つのカギですが、同時に自分に対する信頼がもう一つのカギでもあります。自分への絶望と、神さまへの信頼が、自分への新しい信頼を生み出すということです。