あなたはわれらに生きうる根拠として美しい将来を与えてくださいました。ここにもとづいてわれらは現在の艱難をも忘れることができます。今日すでに、死に逆らい、罪に逆らい、いっさいの悪に逆らい、善きものがわれらにふれることをゆるされるのだと、信ずることができるのです。われらの心を明るいものとし、来たるべき大いなる救いを待ち、耐え忍ぶことによって、変わらない強さを持たせてください。

C.ブルームハルト、『夕べの祈り』、加藤常昭 訳、211頁

〔また、十二の門は十二の真珠であって、どの門もそれぞれ一個の真珠でできていた。都の大通りは、透き通ったガラスのような純金であった。わたしは、都の中に神殿を見なかった。全能者である神、主と小羊とが都の神殿だからである。この都には、それを照らす太陽も月も、必要でない。神の栄光が都を照らしており、小羊が都の明かりだからである。〕(黙示録21・21~23)

2018年9月18日(火)

信仰者は美しい将来を待ち望んでいます。現在の艱難を忘れることは、実は私には完全にはできませんが、この美しい将来を思うとき、美しい将来を信じる時、患難の時も喜びと感謝を見いだして生きることがゆるされるのです。喜びと感謝があるので、忍耐が忍耐となるのです。


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