あなたはわれら人の子をみ手に保とうとしてくださいます。そしてわれらはあなたとの交わりによって真実の生をまなぶのです。われらは自分たちがすでに受けることができたすべてのものを感謝し、祈り願います。・・・聖霊はわれらが新しい勇気、新しい力、真理の新しい認識をも見いだしうるようにと、われらの心を照らしてくださるのです。

C.ブルームハルト、『夕べの祈り』、加藤常昭 訳、209頁

〔わたしが父のもとからあなたがたに遣わそうとしている弁護者、すなわち、父のもとから出る真理の霊が来るとき、その方がわたしについて証しをなさるはずである。あなたがたも、初めからわたしと一緒にいたのだから、証しをするのである。〕(ヨハネ15・26,27)

2018年9月16日(日)

新しい勇気、力、真理の認識を見いだし得るように、聖霊さまは、私たちの心を照らしてくださいます。私たちの周りや行く道を照らしてもくださるのだとは思いますが、何よりも照らされなければならないのは、私の心である、というのです。

真理の霊である聖霊さまが来られると、イエスさまについて証しをしてくださいます。イエスさまを証しすることこそ、聖霊さまの大切な働きなのです。イエスさまを証ししない霊は、ご聖霊さまではないといわなければなりません。

私たちは神さまとの交わりによって、真実の生を学びます。神さまとの交わりをいただかない限り、真実の生はわからないのです。信仰は、真実の生から目を背けるためにあるのではなく、本当の信仰であるならば、真実の生をまなぶ道に歩みます。


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