われら人間が、自分の時代がどうなるかを全く知らなくても、あなたはご存知なのです。あなたはみ心をなそうとしておられます。あなたはみ名が崇められるようにし、み国を来たらせ、すべて最善なるものに向けてくださろうとしているのです。

C.ブルームハルト、『夕べの祈り』、加藤常昭 訳、208頁

〔わたしの思いは、あなたたちの思いと異なり/わたしの道はあなたたちの道と異なると/主は言われる。/天が地を高く超えているように/わたしの道は、あなたたちの道を/わたしの思いは/あなたたちの思いを、高く超えている。〕(イザヤ55・8,9)

2018年9月15日(土)

神さまの思いが私たちの思いと異なっている。どう異なっているのか。

神さまの思いは、私たちの思いを高く超えている、のです。

神さまの思いと私たちの思いが異なっているというと、そこに深い溝があるという印象を持ちますので、なにやら冷たい感じがしますが、そうではありません。

私たちが「知らない」という事態にあっても、神さまはご存知であるという信仰に生きることが出来るということです。神さまは、つねに最善なるものに前進させていてくださるのだ、という信仰に生きることが出来るということです。


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