ゆるしは人間をくりかえし新しく生まれさせ、ついにはすべての人があなたの子と呼ばれるようにしてくださるのです。
C.ブルームハルト、『夕べの祈り』、加藤常昭 訳、201f頁
〔しかし、イエスはこれを見て憤り、弟子たちに言われた。「子供たちをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない。神の国はこのような者たちのものである。はっきり言っておく。子供のように神の国を受け入れる人でなければ、決してそこに入ることはできない。」〕(マルコ10・14,15)
2018年9月6日(木)
子どものように神の国を受け入れる人。そうでなければ神の国に入れない、と。
「子どものように」とはいったいどのようなことをいうのでしょうか。
「子ども」ということばからさまざまなイメージが浮かびますが、それ以上に神の子であるということばに思いをとめるべきではないか、と思わされます。
神の子とされること。それ自体、子どものように神さまのゆるしのことばを受け入れるということです。
ゆるしのことばを受け入れること自体、人間の力では難しいのかもしれません。ご聖霊さまのお導きの中でこそなされる神さまのみわざなのでしょう。