われらは自分の心にいだくすべてのもの、われらを悲しませようとするもののすべてでさえも、そしてわれらの苦悩と求めのすべて、更にまたすべての希望、あなたが与えてくださるすべての経験をもたずさえて、み顔のもとに立っています。

C.ブルームハルト、『夕べの祈り』、加藤常昭 訳、189頁

〔なぜうなだれるのか、わたしの魂よ/なぜ呻くのか。神を待ち望め。わたしはなお、告白しよう/「御顔こそ、わたしの救い」と。〕(詩編42・6)

2018年8月22日(水)

神さまの御前に立つということは、私たちのすべてをたずさえて御前に立つということです。否定的なことも、肯定的なことも、すべてをたずさえて御前に立つのです。御前に立つことがゆるされているのです。私たちはなすすべもなくただ立つのですが、すべてをたずさえて、御前に立つのですから、待ち望む者となるのです。神さまの救いを待ち望む者となるのです。


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