イエス・キリストがわれらに与えてくださる平安がわれらの心のうちに至る道を、あなたはいつもひらいていてくださいます。嵐の世にあってもそのことによってわれらを守り、われらの心になお多くの戦いや不安が訪れてきても、われらに平安を与えてください。われらの力は自分の中にはなく、われらの近くにおられ、われらを捨てない方のうちにあるのです。
C.ブルームハルト、『夕べの祈り』、加藤常昭 訳、186頁
〔ちょうどそのとき、弟子たちが帰って来て、イエスが女の人と話をしておられるのに驚いた。しかし、「何か御用ですか」とか、「何をこの人と話しておられるのですか」と言う者はいなかった。〕(ヨハネ4・27)
2018年8月17日(金)
絶対他者でありつつ、私のそば近く、私よりも私に近くいてくださり、けっして私を捨てることのない神。イエス・キリストにおいて明らかにしてくださったその神さまから、平安はやってきます。
ですからこの平安は、神さまの主権のもとになる平安なので、私がどのような事情の中にあっても変わることなくやってくることができます。