神を知るよろこび
2017年12月11日(月)親しい木陰にたたずみ、すそに風をうけ、もろもろの天が心を祝福してくれるのを感じながら、神をじっとみつめ、賛美し、ふたたび神に身をささげること。いったい人間は、これ以上のことを求めることができようか。
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おおイエスよ、一切の主であり、中心であり目的である主よ、長く待ちわびてきたあなたの栄光のあらわれる時は、いつなのでしょうか。〔ジム・エリオット〕
『愛と自由のことば』
大塚野百合、加藤常昭編
日本キリスト教団出版局、1972年12月15日初版発行
2011年6月20日第14版発行
377頁
「主よ。あなたは、あなたのなさったことで、私を喜ばせてくださいましたから、私は、あなたの御手のわざを、喜び歌います。」(詩篇92・4)
ジム・エリオットは1956年に南米エクアドルでアウカ族に殺された5人のアメリカ人宣教師のうちの一人。ジム・エリオットの日記からの引用の言葉。
被造物に目をむけ全身でその存在の美しさを感じる時、そこに神さまの素晴らしさを知ることができます。人間にとってこれ以上のことはない、と語ります。
数年前に当時青年海外協力隊で南米エクアドルに赴任し現地の障がい者教育、支援に携わっていた長女を訪ねがてら妻と共にエクアドル、ペルーを旅したことがあります。エクアドルは「赤道」という国名が表しているように赤道ならではの自然にあふれた美しい国でした。かつてこのような痛ましいことが起こったことは想像もできないあたたかな人々に幾人も出会いました。この事件の背後には文化への理解が不足していたのではないかと聞いたことがあります。